シラバス詳細

タイトル「2022年度」、カテゴリ「経済学部」

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科目情報

科目名

ICTリテラシーB

クラス

03

担当教員

栗野 俊一

実務経験のある教員による授業科目
学年

1年

開講学期

後期

開講時期

後期

曜日・時限

月5

科目種別

ナンバリング

ESp007102

科目区分

選択科目

単位区分

単位数

2

準備事項

備考

講義情報

学習目標(到達目標)

学習目標(到達目標)
本講義では,以下の能力を身につけることを目指します。
1. 人工知能応用の知識を得る。
2. 機械学習手法の基礎を理解できる。
3. 深層学習手法の基礎を理解できる。
対応DP及びCP:1, 4,5,8

授業概要(教育目的)

授業概要(教育目的)
第3次AIブームと呼ばれる昨今,商業,工業分野の応用に人工知能が数多く利用され,ニュース等でも頻出しています。しかし,人工知能は多くの手法の集合体であり,容易に適用可能な分野もあれば,人間の経験値が大きく影響する分野もあるのが現実です。本講義では,人工知能応用の基礎的な知識と人工知能の基本的な概念や手法について解説します。実社会の中で利用されている人工知能に関する正しい知識を理解することで注意点と限界を知り,実践力を身につけてもらいます。

授業計画表(15週)

項目

内容

第1回

人工知能の応用と歴史

社会で活用されている人工知能の現状と人工知能の歴史について学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第1章1.6をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく理解し,最近の人工知能関係のニュースを調べること。

第2回

機械学習と深層学習

人工知能,機械学習,深層学習の意味と関係について学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第1章1.7をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
最近のAI関係ニュースが機械学習,深層学習のどちらに関係するかを検討すること。

第3回

人工知能の応用分野

回帰,分類,クラスタリング,推薦について学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第1章1.7をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
最近のAI関係ニュースがどの分野の応用かを検討すること。

第4回

人工知能における学習

教師あり学習,教師なし学習,強化学習について学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第7章7.1をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
最近のAI関係ニュースがどの学習に相当するかを検討すること。

第5回

教師あり学習の代表的な手法1

線形回帰,ロジスティック回帰について学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第7章7.2をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
具体的な事例についてアルゴリズムの動作を模擬してみること。

第6回

教師あり学習の代表的な手法2

決定木,ランダムフォレストについて学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第7章7.2をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
具体的な事例についてアルゴリズムの動作を模擬してみること。

第7回

教師あり学習の代表的な手法3

k近傍法,サポートベクターマシンについて学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第7章7.2をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
具体的な事例についてアルゴリズムの動作を模擬してみること。

第8回

教師なし学習の代表的な手法

k平均法,主成分分析について学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第7章7.3をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
具体的な事例についてアルゴリズムの動作を模擬してみること。

第9回

ニューラルネットワーク

深層学習の基礎となるニューラルネットワークの概念について学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第7章7.4をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
教科書を復習し,基本的な用語を整理しておくこと。

第10回

深層学習の基本

深層学習の仕組みと実現方法について学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第7章7.4をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
教科書を復習し,深層学習実現の問題点を明確にすること。

第11回

手法の評価

学習結果の良否を判定するための基準について学ぶ。
【事前学習】2時間
教科書の第7章7.5をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】2時間
それぞれの評価方法での数値を実際に計算すること。

第12回

画像分野での深層学習手法

畳み込みニューラルネットワーク手法による画像認識ついて学ぶ。
【事前学習】2時間
CNN,RNNについて調べておくこと。
【事後学習】2時間
どのような画像処理応用が有効かを自分なりにまとめておくこと。

第13回

文章解析分野での深層学習手法

単語の意味の関連性を分析する手法について学ぶ。
【事前学習】2時間
word2vecについて調べておくこと。
【事後学習】2時間
どのような文書解析応用が有効かを自分なりにまとめておくこと。

第14回

Pythonの基礎

人工知能分野で使われる代表的なプログラミング言語について学ぶ。
【事前学習】2時間
Google Colaboratoryについて調べておくこと。
【事後学習】2時間
実際にGoogle Colaboratoryを使い,簡単なPythonプログラムを実行すること。

第15回

確認試験と解説

当期に学んだことについて,確認試験および解説を行う。
【事前学習】2時間
これまで学習した内容について復習しておくこと。
【事後学習】2時間
正解できなかった問題について,よく復習し,理解すること。

授業形式

対面での講義形式で行う。
質問等はEcoLinkで受け付ける。

評価方法

授業期間試験

レポート

小テスト

授業への参画度

その他

合計

40

30

20

10

0

100

評価の特記事項

確認テスト・レポートは授業内容の復習になるので,テキスト,資料等を熟読し,授業内容をその時間内で理解するように心がけ,疑問点があれば質問すること。

テキスト

寺沢,福田著,『入門情報処理―データサイエンス,AIを学ぶための基礎―』,オーム社,2022年,2,600円(税抜).

参考文献

日本ディープラーニング協会監修,『ディープラーニングG検定公式テキスト』,翔泳社,2018年,2,800円(税抜).

オフィスアワー

月曜日 15:00~16:00。事前に授業後またはメールでアポをとること。 なお,メールアドレス は,kurino.shunichi@nihon-u.ac.jp である。

学生へのメッセージ(事前・事後学習の内容など)

EcoLinkで授業資料を配付する。

授業用URL

参考URL1

参考URL2