科目情報
| 科目名 |
心理学B |
|---|---|
| クラス |
01 |
| 担当教員 |
山森 光陽 |
| 実務経験のある教員による授業科目 |
|
| 学年 |
1年 |
| 開講学期 |
後期 |
| 開講時期 |
後期 |
| 曜日・時限 |
月2 |
| 科目種別 |
|
| ナンバリング |
EGS003131 |
| 科目区分 |
社会科学教養 |
| 単位区分 |
選 |
| 単位数 |
2 |
| 準備事項 |
|
| 備考 |
|
| 科目名 |
心理学B |
|---|
| クラス |
01 |
|---|
| 担当教員 |
山森 光陽 |
|---|
| 実務経験のある教員による授業科目 |
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|---|
| 学年 |
1年 |
|---|
| 開講学期 |
後期 |
|---|
| 開講時期 |
後期 |
|---|
| 曜日・時限 |
月2 |
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| 科目種別 |
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| ナンバリング |
EGS003131 |
|---|
| 科目区分 |
社会科学教養 |
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| 単位区分 |
選 |
|---|
| 単位数 |
2 |
|---|
| 準備事項 |
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|---|
| 備考 |
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|---|
講義情報
学習目標(到達目標)
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本講義では,以下の能力を身につけることを目指します。 |
授業概要(教育目的)
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心理学とは,認識や行動の背景にある特性や状態,仕組みを科学的に解明するとともに,研究知見を応用し,個人や社会の課題解決を目指す科学です。心は直接観察することができないため,推定しながら研究を進めていかなければなりませんが,そのぶん,より「確からしく」心を把握し,特性,状態,仕組みを記述するための方法を開発してきたことも,心理学の特徴の一つです。 |
授業計画表(15週)
回 |
項目 |
内容 |
|---|---|---|
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第1回 |
心理学とは何か:個人差,社会を中心に(オンデマンド) |
心を科学的に研究する学問としての心理学の扱う領域と方法の枠組みを,個人差,対人関係を中心に概説し,今後の授業の内容や進め方について説明する。 |
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第2回 |
個人差と対人関係の心理学の歴史(オンデマンド) |
科学としての心理学の成立と,個人差,対人関係領域の研究史を概説する。 |
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第3回 |
個人差と環境の交互作用 |
処理を行う主体である人がそれぞれに持つ個人差と,主に他者が構成する環境との交互作用によってもたらされる処理の結果や主体の変容の違いについて検討する。 |
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第4回 |
理論的枠組みと現象としての交互作用 |
2変数間の関係が別の変数によって調整されることを心理学の研究関心とすることの重要性と経済学との関連を検討する。 |
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第5回 |
パーソナリティ |
環境への適応の仕方に関する個人の特徴のモデルとそれらの形成について概説する。 |
|
第6回 |
パーソナリティの測定 |
パーソナリティの測定と分析を,質問紙法の体験と演示分析を通じて学ぶ。 |
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第7回 |
単純接触効果 |
対象への単純な接触を繰り返すことが,その対象への好意度を高めるという現象に関する研究知見を検討する。 |
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第8回 |
精神現象に随伴する身体現象の変化 |
ストレス事態に直面することで随伴する様々な生理的反応の変化とその機序を概説する。 |
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第9回 |
ストレスと生理的反応 |
ストレスやメンタルワークロードによってどのような生理的反応が現れるのかを,実際の測定器具を用いて体験する。 |
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第10回 |
社会的認知(オンデマンド) |
人が周囲で起きる出来事や自身及び他者の行動を捉えたり,原因を推論する際の特徴を概説する。 |
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第11回 |
経済格差と責任帰属 |
自身が所属すると思う社会階層レベルに対する認知が社会的事象の解釈に与える影響について検討する。 |
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第12回 |
社会的促進と社会的手抜き |
他者の存在が問題解決の遂行を促進する場合と抑制する場合があることを概説する。 |
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第13回 |
同調と服従 |
集団や権威の圧力で個人的には誤りだと思う行動をとってしまうのはなぜかを,先行研究を通じて検討する。 |
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第14回 |
心理学の研究知見の確からしさ |
一般的に行われる心理学研究の持つ限界と確からしさを高める方略を検討する。 |
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第15回 |
個人差と対人関係に関する諸理論の相互関係 |
これまでの講義内容を概観できるようにまとめ,これらが社会における課題解決にどのように役立つかを検討する。 |
授業形式
|
講義以外に,小グループで文献を分担して読んだり,議論したりすることを取り入れ,内容の理解が促進されるようにします。心理検査などの体験や演示も取り入れ,教室で行う授業ならではの成果が得られるようにします。Webclassなどを使って資料配付や教員への質問の受け付け,教室全体での議論を行いますので,パソコンかタブレットを毎回持参してください。 |
評価方法
授業内試験 |
レポート |
小テスト |
授業への参画度 |
その他 |
合計 |
|---|---|---|---|---|---|
|
0 |
0 |
60 |
0 |
40 |
0 |
評価の特記事項
|
具体的な評価方法は授業で説明します。 |
テキスト
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教科書は指定しません。 |
参考文献
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釘原直樹,『人はなぜ集団になると怠けるのか──「社会的手抜き」の心理学』,中央公論新社,2013年. |
オフィスアワー
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授業時に指示します。 |
学生へのメッセージ(事前・事後学習の内容など)
|
自分の専門ではない学問に関心を寄せ,なぜこの学問に興味を持って研究し続けている人がいるのかを考え,その内容を理解しようと努め,自分事として楽しもうとする姿勢で学修に臨んでほしいと思います。教室では学生が安心して穏やかに学べるように,お互いを思いやりながら授業に出席してください。 |